淀村(よどむら)は、京都府乙訓郡にあった村。現在の京都市伏見区淀樋爪町・淀水垂町・淀大下津町にあたる。

地理

  • 河川:桂川、七軒堀川

歴史

水垂および大下津は、淀城の城下町の城外三町のうちの二つであった(もう一つは納所)。水垂・大下津は淀城から見て桂川の対岸(右岸)の堤防上にある水運の町であった。1889年(明治22年)に水垂・大下津は紀伊郡から乙訓郡へ転属し、乙訓郡樋爪村とともに淀村を形成することになった。

なお、1896年(明治29年)から1910年(明治43年)にかけての淀川改修での桂川拡幅・流路変更で水垂・大下津は土地収用され、新堤防の上に集団移転した。また水垂に鎮座していた與杼神社は淀城内へ遷座された。2007年(平成19年)には、桂川の改修工事に伴い、水垂・大下津は堤防上から堤防の内側に再度集団移転している。

  • 1889年(明治22年)4月1日 - 町村制の施行により、乙訓郡樋爪村・紀伊郡水垂村・大下津村の区域をもって発足。
  • 1936年(昭和11年)2月11日 - 久世郡淀町に編入。同日淀村廃止。

参考文献

  • 角川日本地名大辞典 26 京都府
  • 京都市淀、水垂・大下津地域における治水・水害史と淀川改良工事 淺井良亮・大邑潤三・植村善博 京都歴史災害研究 第14号 (2013) 29〜39

関連項目

  • 京都府の廃止市町村一覧

乡村寻踪,“喑牛淀”村名的由来_吴学良

仁淀村観光ページ

海淀区树村路

淀川 GANREF

淀山湖最美渔村,青浦淀峰村小渔村,淀山湖最原始的渔村_大山谷图库