デサフィナード(Desafinado)は、1959年に発表されたボサノヴァの曲。

概要

ニュウトン・メンドンサが作詞し、アントニオ・カルロス・ジョビンが作曲した。本来「Desafinado」 はブラジルポルトガル語で「ヂサフィナードゥ」に近い発音であり、「音痴」または「音はずれ」という意味である。初めて歌詞中に「ボサノヴァ」の単語が取り入れられた曲である。

アメリカでは、ジョン・ヘンドリックス(Jon Hendricks)とジェシー・キャバノー(Jessie Cavanaugh)が、「Slightly Out of Tune」という英題と英語詞をつける。スタン・ゲッツとギタリストのチャーリー・バード(Charlie Byrd)共演の録音が1962年にヒットする。その後も1964年のアルバム『ゲッツ/ジルベルト』にも取り上げられるなど、ジャズのスタンダードナンバーとしても定着した。

YouTubeにも、アントニオ・カルロス・ジョビンの録音、ガル・コスタ歌唱の動画、小泉ニロの動画、いろいろアップロードされている。

カヴァーした主なミュージシャン

ブラジル

  • アントニオ・カルロス・ジョビン
  • ジョアン・ジルベルト
  • ガル・コスタ

アメリカ・ヨーロッパ

  • フランク・シナトラ
  • エラ・フィッツジェラルド
  • ジュリー・ロンドン
  • ジミー・ジャスティス
  • スタン・ゲッツ
  • ハーブ・アルパート
  • コールマン・ホーキンス
  • ハービー・マン
  • ケニー・G
  • ジョージ・マイケル

日本

  • 大野方栄
  • 小野リサ
  • 小泉ニロ
  • 上野まな

脚注

外部リンク

JazzStandars.Com

  • JazzStandardsCom. - Desafinado

歌詞掲載サイト

  • Muita Música - Letra de Desafinado - ポルトガル語詞
  • Slightly Out of Tune (Desafinado) - 英語詞

Desafinado (デサフィナード) Alto sax YouTube

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