中ふ頭駅 (なかふとうえき)は、大阪府大阪市住之江区南港中五丁目にある大阪市高速電気軌道 (Osaka Metro) 南港ポートタウン線(ニュートラム)の駅。駅番号はP11

車両基地があるため、当駅発着列車が設定されている。

歴史

  • 1981年(昭和56年)3月16日:大阪市交通局南港ポートタウン線の住之江公園駅 - 当駅間の開通と同時に開業。当初は終着駅であった。
  • 1997年(平成9年)12月18日:OTSニュートラムテクノポート線のコスモスクエア駅 - 当駅間が開業。相互直通運転の境界駅となる。
  • 2005年(平成17年)7月1日:大阪港トランスポートシステム (OTS) の鉄道事業(線路のみOTSが管理)が大阪市交通局に譲渡されたことで大阪市交通局の駅に一本化。これにより、南港ポートタウン線の途中駅となる。
  • 2018年(平成30年)4月1日:大阪市交通局の民営化により、大阪市高速電気軌道 (Osaka Metro) の駅となる。
  • 2019年(令和元年)6月27日 - 6月29日:第14回20か国・地域首脳会合(G20大阪サミット)開催に伴う周辺のテロ対策のため、3日間営業を終日停止(実際には運転停止)し、全列車が臨時通過扱いとなる。

駅構造

島式ホーム1面2線の高架駅。2階に改札・コンコース、3階にホームがある。改札口はコスモスクエア寄りの1ヵ所のみ。住之江公園側に上下線の連絡線と入出庫線、コスモスクエア側に入庫線がある。また、この入庫線の横にあったかつての出庫線は案内軌条が外されたが、ほぼそのまま残されている。

当駅は、南港運輸事務所に所属し、コスモスクエア駅の被管理駅である。

のりば

出口

利用状況

2023年11月7日の1日乗降人員は3,991人(乗車人員:1,933人、降車人員:2,058人)である。

駅周辺

駅西側は倉庫街となっており、その一角に南港ポートタウン線(ニュートラム)の検車場がある。会議場(コンベンション・センター)や住宅地(ニュータウン)は駅東側にあり、住宅地には「南港ポートタウン」という愛称がある。

  • 大阪国際見本市会場(愛称・インテックス大阪)
  • グランドプリンスホテル大阪ベイ
  • ホテルコスモスクエア国際交流センター
  • アジア太平洋トレードセンター
    • オズ南棟 - ATCホール(ATCミュージアム)、ウミエール広場
  • 南港ポートタウン - ニュータウン
  • 大阪市高速電気軌道 南港検車場
  • 桜島神社

隣の駅

大阪市高速電気軌道 (Osaka Metro)
南港ポートタウン線(ニュートラム)
トレードセンター前駅 (P10) - 中ふ頭駅 (P11) - ポートタウン西駅 (P12)
  • ( ) 内は駅番号を示す。

脚注

注釈

出典

本文

利用状況

関連項目

  • 日本の鉄道駅一覧
  • 中埠頭駅 - 神戸新交通ポートアイランド線の同名駅。「埠」が常用漢字表に入っていないため、大阪の中ふ頭駅は「埠」を平仮名で表記している。

外部リンク

  • 中ふ頭駅 - Osaka Metro

中ふ頭駅:南港ポートタウン線 出口に近い・乗り換えに便利な乗車位置案内 SAKUNORI

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