上陣屋町(かみじんやちょう)は、愛知県瀬戸市道泉連区の町名。丁番を持たない単独町名である。
地理
- 瀬戸市の西部に位置する。西を東松山町・上松山町、北を上水野町・暁町、東を西印所町、南を東安戸町・下陣屋町・小金町と隣接している。
- 町の大部分を粘土鉱山が占め、南東部に工場が立地する。
河川
陣屋川(瀬戸川支流) : 町の南部を西流している。
学区
市立小・中学校に通う場合、学区は以下の通りとなる。また、公立高等学校普通科に通う場合の学区は以下の通りとなる。
歴史
町名の由来
尾張藩政時代、水野村の南端に陣屋のお屋敷があったところからつけられたとされる。一説には、1482年(文明14年)松原広長と長江利景による「安戸坂の戦い」の時、松原氏が陣を張った場所から陣屋の名がつけられたともいわれる。
沿革
- 1957年(昭和32年)7月1日 - 瀬戸市大字上水野字安戸の一部により、同市上陣屋町として成立。
- 1984年(昭和59年)5月1日 - 大字上水野字安戸の一部を編入。
世帯数と人口
2025年(令和7年)2月1日現在の世帯数と人口は以下の通りである。
人口の変遷
国勢調査による人口の推移
世帯数の変遷
国勢調査による世帯数の推移。
交通
鉄道
町内に鉄道は走っていない。最寄り駅は名鉄瀬戸線尾張瀬戸駅・瀬戸市役所前駅になる。
バス
町内にバスは走っていない。最寄りのバス停は、名鉄バス「しなの線(瀬戸北線)」【1】【1H】【2】【2H】系統、同「東山線」【16H】【17H】系統の瀬戸京町バス停、または同「水野循環線」【20】【21】【22】【23】系統の北松山町バス停・瀬戸市民公園バス停になる。
道路
- 愛知県道207号定光寺山脇線 : 町の東端、西印所町との町境を南北に通っている。
- 愛知県道208号上半田川名古屋線 : 町の西端、上松山町との町境を南北に通っている。
施設
- 陣屋丸仙窯業原料株式会社 : 1950年(昭和25年)4月1日創業。陶磁器やガラス、その他窯業やセラミック原料の製造および販売を行っている。
その他
日本郵便
- 郵便番号 : 489-0063(集配局:瀬戸郵便局)。
脚注
出典
注釈
参考文献
- 瀬戸市 市民課 編『瀬戸市町名設定施行一覧表』瀬戸市、1971年。
- 瀬戸市 編『昭和59年5月1日施行 町名設定調書』瀬戸市、1984年。
- 「角川日本地名大辞典」編纂委員会 編『角川日本地名大辞典 23 愛知県』角川書店、1989年。ISBN 4-04-001230-5。
- 瀬戸・尾張旭郷土史研究同好会 編『郷土史研25周年誌-瀬戸・尾張旭の寺社・街道・地名-』瀬戸・尾張旭郷土史研究同好会、2020年。
関連項目
- 瀬戸市の地名
外部リンク
- 瀬戸市ホームページ
- ウィキメディア・コモンズには、上陣屋町に関するカテゴリがあります。




