ロードプリヴェイルは、日本の競走馬。2004年に中央競馬の障害競走において重賞を3連勝した栗毛の牡馬である。
戦績
デビューは遅く2001年8月の3歳未勝利戦。しかしここで2着と好走すると2戦目は後続に3秒差をつけて大差勝ちし注目を浴びる。次走は単勝元返しの圧倒的人気となり8馬身差の圧勝。その後も中京競馬場でダート1700mのコースレコードを出すなど活躍するが、オープン競走を勝つことが出来ないまま2003年12月28日のベテルギウスステークスで10着に敗れたのを最後に障害入りする。
障害戦では3戦目で先行から押し切る形で初勝利。そして京都ジャンプステークスに駒を進めるが、途中の飛越ミスもあって後方に置かれたまま盛り返せず6着に敗れる。しかしここから快進撃が始まることになる。中京、阪神の障害オープンで共にコースレコードを叩き出し、更に小倉サマージャンプでも3戦連続となるレコード勝ち。続く阪神ジャンプステークスでは3連勝と波に乗るローレルロイスに僅差の勝利となりレコードも記録できなかったが、京都ハイジャンプでは2着に10馬身差の圧勝。5連勝、重賞3連勝を決める。
JGI年間3勝を目指していたブランディスが引退したことで、中山大障害では1.7倍の大本命となったが、他馬に挟まれて最後方スタート、また、足を痛めるなどの不利が影響したか最後は全く伸びずに5着に敗れる。翌2005年はペガサスジャンプステークスから始動するが僅差の4着。中山グランドジャンプでは大竹柵で落馬したフォンテラに2週目の2コーナーから進路を塞がれてスパートがかけられず、更に最終第4コーナーで故障により競走中止したトーヨーシーザーの影響をまともに受けるなど、全く競馬にならず9着と惨敗する。
その後脚部不安を発症。復帰を目指したが2006年6月7日に登録を抹消した。現在は滋賀県の甲賀ファームで乗馬となっている。
競走成績
以下の内容は、netkeiba.com、JBISサーチに基づく。
血統表
- 母Dance Playの兄にエプソムダービーに優勝したセクレト、母の姉Catopetlの孫に小倉2歳ステークス勝ちのホウライアキコがいる。そのほかの近親はブードワール#ゲイホステス系を参照。
脚注
外部リンク
- 競走馬成績と情報 netkeiba、スポーツナビ、JBISサーチ、Racing Post


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